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YouTubeのサムネイル(=見本画像)を見ている時によく感じますが、背景の一枚絵が派手すぎて、文字がよく見えないことがあります。また、反対に文字が大きく、派手すぎて、あまり上品ではないと感じることも少なくありません。

広告には文字と写真のどちらも欠かせませんが、配置バランスによっては大きく印象が変わってきます。写真で好印象を与えつつ、文字できちんと説明を補足するためには、それぞれの内容はもちろんレイアウトにも気を配る必要があります。今回は広告における写真と文字のバランスについて考えていきたいと思います。これから動物病院の広告を打つ人は、ぜひ参考にしてください。

写真の上には文字を載せない方が良い?

広告の写真の上に文字を置いてしまうと、色同士が喧嘩してどちらも見にくくなってしまうケースがあります。YouTubeでは文字を真っ赤にして際立たせようとしていますが、これでは文字が読めても、おしゃれな印象にはなりません。スタイリッシュな印象にまとめるのであれば、文字は写真の上に載せない方が良いです。

しかし、そうは言っても広告の上に文字を一文字も載せないというのは、現実問題不可能に近いです。写真だけバーンと貼られて、そこに文字による説明は何もない。それはもはや広告ではなく、ただの写真ですよね。それでは、どのように写真と文字のバランスを取っていけば良いのでしょうか。次の章で紹介します。

広告で写真と文字のバランスを上手に取る方法7選

person reading book

広告で写真と文字、両方のバランスをうまく取る方法は主に7つです。ぜひ参考にしてください。

1.シェイプを使う

最も早い方法は、写真の上に丸や四角などの枠(=シェイプ)を入れて、 その上に文字を載せることです。文字の色と背景の写真の色が喧嘩することはありませんし、シェイプを入れることによって文字を際立たせることができます。 正しいくっきりと枠を入れるとおしゃれ感は減ってしまいますので、写真もきちんと見えるようにシェイプを透過させることをおすすめします。誰にでもすぐに取り入れられる手法です。

2.背景をぼかす

通常、文字のレイアウトをいじって見やすくする手法が多いですが、あえて背景写真をぼかして文字を際立たせる手法もあります。写真よりも文字に重点が置かれている広告でよく取られる手法です。ただし文字の圧が強く、どうしても説教臭い印象になるため、ナチュラルで優しいイメージを大切にしたい動物病院には不向きと言えます。

3.写真の余白部分に文字を入れる

おそらくこれが最も簡単な文字入れ手法ではないでしょうか。空や海など、余白部分が多い写真を背景に選ぶと、文字を入れやすくなっておすすめです。この時には広告に自然となじむ文字色を選びます。空や海のような青色をバックにしているのであれば、文字色は白が無難です。読みにくくなる同系色の色は避けるようにしてください。

4.写真の雰囲気と文字の雰囲気を合わせる

例えば背景写真がふんわりとやわらかいイメージであるのに対し、明朝体など固いイメージのある文字フォントを選ぶと、ちぐはぐな印象になります。逆もまた然りです。こういった違和感を覚えると広告の内容が頭に入ってこなくなるので、写真と文字のイメージを統一するように心がけてください。

5. 文字に影をつける

写真をぼかしたり暗くしたりすることに抵抗がある人は、文字に影を付けて可読性を上げてみましょう。影をつけるだけで文字がくっきりと浮かび上がって、格段に読みやすくなります。あまり濃くつけると文字が浮いてしまうので、あくまで自然に影をつけるようにします。

6.写真をモノクロにする

カラーで撮った写真も、モノクロに加工することで、黒い文字や白い文字が自然に馴染むようになります。レトロな雰囲気を演出する時には、おすすめの手法です。ただし、動物病院の広告でこの手法を用いると、どうしても悲しげなイメージになりやすいため、センスに自信がない人は避けたほうが良いです。

7.文字数をそもそも少なくする

広告は、一枚絵で動物病院の魅力をアピールしなければいけません。そう考えると、ついたくさん文字を入れたくなりますが、これは NG です。読みにくいですし、圧が強くて近寄りがたいイメージに取られることもあります。スタイリッシュさもありません。広告に載せるテキストはキャッチコピー程度でも大丈夫です。補足文を入れるとしても、小さめの文字で2~3行程度にまとめておくのが最適と考えます。

 

広告における写真と文字のバランスは、非常に重要です。さまざまなレイアウトを試して、最も読みやすく、センスがあると思われる配置を見つけてください。自分だけでは客観的に判断できないことも多いので、スタッフから意見を求めるのもありです。広告代理店など、プロに頼むのもひとつの手です。 

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