blue wooden frame on brown wooden table

今回のブログでは、飼い主さんから自分の動物病院の広告に気づいていただく方法の第三弾をお届けします。

第一弾ではキャッチフレーズ、第二弾ではビジュアルの大切さをお伝えしましたが、今回は「広告の形」についてお話をしたいと思います。

ビラ・チラシでも看板、そしてダイレクトメールでも「広告の形状」と言えば、まず長方形を思い浮かべますよね。

Web広告を閲覧するパソコンやスマホ画面も長方形であり、現在存在する広告のほとんどは四角形でできているといっても過言ではないでしょう。

そのなかで長方形以外の広告があれば、それだけで目立つとは思いませんか?

しかも、形状はキャッチフレーズやビジュアルと違って特別なスキルがなくても、すぐに広告へ取り入れることができます。

それではどのような形状を選ぶべきなのでしょうか。

今回はいくつかのパターンを紹介します。

イベントに合わせた形状を意識してDMを送ろう

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クリスマスや飼い主さんの誕生日など、イベントのシーズンに合わせてキャンペーンを開催する方は少なくないでしょう。キャンペーン開催をDMで告知する方も多いかと思います。

その際には少しDMの形状に工夫を加えてみてはいかがでしょうか。誕生日キャンペーンであればプレゼントボックス型のハガキを、バレンタインキャンペーンであればハート形のハガキを選ぶと特別感があり、受け取る側のテンションも上がります。

クリスマスはもみの木型ハガキも良いですが、常連の飼い主さんには立体的なクリスマスカードや音楽が流れるミュージックカードを送るとより喜ばれるでしょう。個性的なものであればあるほど、受け取り手の印象には残りやすくなります。

封筒に無料オファーを入れて郵送する

長方形の封筒を使って、DMを贈る方も少なくないでしょう。しかし、長方形の封筒はあまりにも一般的であり、他の封筒にまぎれてしまう可能性があります。それではDMを郵送した意味がなくなってしまいますよね。

そうかといって封筒の形を変える必要はありません。その代わり、封筒のなかに何かひとつ、立体物を入れましょう。無料サンプルやオファーであれば、動物病院の宣伝にもなって効果的です。封筒が立体的になっていることで、必ず郵送物の存在にも気付いてもらえるでしょう。

インパクトは絶大な3D広告

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最近注目されている3D広告とは、ビジョンに映し出された画像がまるで立体物のように見える映像広告のことです。有名なのは新宿駅の「巨大3Dネコ」で、リリース当時は大きな話題を呼びました。中国や韓国ではすでに主流になっている3D広告は、今後日本でも浸透していきそうな勢いです。

ただし、3D広告はとにかく費用がかかるもので、わずか数分の長さでも約50万円が必要と言われています。いち動物病院が打ち出すのは、なかなか難しいものですよね。

しかし、この3D映像広告を参考に、だまし絵を使った紙媒体の広告を打ち出すことは可能です。錯視を利用して、さまざまな見方ができる広告はインパクトがあり、長いテキストやキャッチフレーズを使わなくても印象に残ります。

広告の形を変えられないなら素材を変えてみる

DMや広告のサイズを変えられないということであれば、素材を変えてみてはいかがでしょうか。和紙を使えば、普通の長方形の封筒でも、一般的なハガキや封筒とは違う手触りであることに気づきます。何気なくチラシを手に取った方も、手触りがいつもと違うことで「おや?」と気にかけてくれるかもしれません。凸凹がしっかりしている素材であればあるほど、存在感はより一層強くなるでしょう。

素材によっては上質なイメージもあり、それがそのまま動物病院全体のイメージにつながるかもしれません。DMやチラシがマンネリになっていると感じたら、まずは用紙の素材から変化をつけてみてはいかがでしょうか。

広告の形状を変える時の注意点

個性的な形状の広告には魅力もありますが、難点がゼロではありません。なかでも最大のデメリットと言えば、制作や発送にかかる費用でしょう。通常のハガキであれば1枚当たり63円で購入できますが、ハートや魚、星など特殊な形状であれば、カードだけでも1枚当たり100円近くかかります。さらに特殊な形状の手紙は定形外郵便物に当たるため、50g以内の重量であっても120円(規格外であれば200円)が発生します。定形郵便物であれば94円(25g以内であれば84円)で郵送できることを考えると、大きな出費と言えるでしょう。

他にも個性的な形状の広告は、ファイルに収納しにくく保管しづらい、レイアウトによっては文章が読みにくくなる、などのデメリットが挙げられます。予算と広告のコンセプトを把握したうえで、形状を決めるようにしましょう。

毎回個性的な広告を打っているとインパクトが薄れてしまいますが、たまにいつもとは違う形状の広告を打つと、飼い主さんの印象に強く残ります。遊び心を感じられる動物病院の広告は「病院=ゆううつな場所」という先入観を吹き飛ばしてくれそうですね。新しい広告方法を模索している方は、ぜひ参考にしてください。

 

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